ヘルメットの下にかぶる薄地のキャップですが、汗による蒸れ感を軽減してくれて、これ無しでは夏の走行は考えられないくらい気に入ったおたふく手袋 ボディータフネスフルフェイスマスク(JW-614)についてです。
background(いきさつ)
元もと汗かきなのに加えて、フルフェイスのヘルメットを夏にかぶっていると、かなりの暑苦しさを感じます。
加えて、汗がそのままつくのでヘルメットの臭いも気になることに。内装を外して洗えるタイプのヘルメットではあるのですが、毎回毎回洗うのも面倒です。
少しでも軽減できないかと考えていた時に、冬にかぶっていたコミネの防寒フリースマスクの夏版みたいなものはないか? と探してみたところ、この商品に行き当たりました。
review(詳細)
入手してかぶってみると、非常に薄く、またそこそこ伸縮性のある素材です。もともとの目的としては、屋外作業をする場合の日焼け止め兼冷涼感の増加、といったところでしょうか。
spec & price(仕様と価格)
メーカー:おたふく手袋
品名:ボディータフネス パワーストレッチ フルフェイスマスク JW-614
価格:¥875
素材:ポリエステル95%・ポリウレタン5%
色はブラック・グレー・ホワイトの3色展開。なんとなく涼しそうだったので白を購入しました。
ボディータフネス、というのはおたふく手袋の冷感や保温をうたったアンダーウェアのブランド名の様子。他にも冷感ストレッチシャツやタイツなどもラインナップされています。バイク用品というわけではなく、屋外作業を行う人全般を対象にしている印象です。
feeling(使用感)
かぶってみると、かなりピッタリ。ただし締め付けられるような不快感は、少なくとも私は感じませんでした。顔にあたる部分も、ヘルメットをかぶる時に若干ズレたりはありますが、引っ張れば治せます。
繰り返しになりますが、素材自体が非常に薄いです。そのため、ヘルメットをかぶる時にきつくなることはありませんでした。
何よりも、きちんと涼しい! これは使ってみてから驚いたのですが、かぶらない時よりも蒸れません。またヘルメットのベンチレーションがしっかり効く気もします。空気がうまく流れるのか、風が抜ける感じも分かるほどです。
実際には汗をかかなくなるほど涼しくなるわけではありませんし、停車すればもうジリジリと熱がこもります。しかし、汗が垂れてきたりベタついたりといった不快感は大きく減少します。
最初に購入する時、フルフェイスヘルメットなので、頬の部分は不要で帽子型のやつでも良いかと思いました(というか、実は最初にそのタイプを買いました)。しかし今回のような、目元から下を覆う部分もある方が快適です。汗止めというか、顔全体の不快感が圧倒的に減ります。
なにより、洗濯が楽です。脱いで洗濯機に放り込んで、そのまま気にせずに洗っています。多少は購入時より伸びましたが、少なくとも1シーズンは持ちました。
pros and cons
pros(良いとこ)
- ちゃんと涼しい
- ヘルメット内を清潔に保てる
cons(イマイチ)
- ヘルメットをかぶった時に若干ズレる(慣れればすぐに直せる)
- これ単体でかぶっていると非常に怪しい風貌に
まとめ
値段を高いとみるか安いとみるかは人それぞれだと思いますが、買って使ってみてからは「費用対効果は高いな」と感じます。いわゆるジェット・ヘルメットなんかだと、また感じが変わるのかもしれません。ただ おたふく手袋 ボディータフネスフルフェイスマスク(JW-614) 、フルフェイス型のヘルメットをかぶる方にはお勧めできます。