クロスカブにリアボックスを装着:アイリス箱編

道具Log

background(いきさつ)

inception(発端)

詳しくは前の投稿(クロスカブにリアボックスを装着(事前検討編))の通りです。ウダウダと考えておりましたが、最後の方に書いたように、そもそも経験値がないためこれ以上頭で考えても判断できないこと。それに加えて、とりあえず箱をつけないと本当に積載性がなくかなり不便、という自体に直面しまして、手軽に付けられそうで安いものをつけることにしました。

Bitly

choosing and buying(品定めと購入)

こちらも色々と前回の記事で書きましたが、結局ポチったのは、通称「アイリス箱」と呼ばれるアイリスオーヤマのボックス(ブラック)。

さんざん悩んで、結局のところスーパーカブの定番と呼ばれるアイリス箱に落ち着いてしまうあたりに、我ながら物足りなさを覚えますが、こういう性格なのだと諦めるしかありません。cross-overな一歩を踏み出すのは難しいです。

review(詳細)

spec & price(仕様と価格)

unboxing(開封)

ネットで購入して届いて軽くびびったのですが、そのまんまの箱にプチプチシートがぐるっと巻かれて送り状、という状態で届きました。それで何の問題もないのですが、いきなり「箱」という感じだったので驚きました。

feeling(使用感)

大きさは、フルフェイスのヘルメットがちょうど1個収まるサイズ。

入れ方を工夫すれば、周囲の開いたところに雨具くらいは入りそう、いやちょっと厳しいかも。しかし、この大きさならば普段の生活には必要十分です。この箱をメインにキャンプツーリングに行かれる方も沢山いらっしゃるようで、ひとまずの箱としては大満足。

箱の形状で買ってから気づいたのが、底に向かって狭くなる逆台形のような形をしていること。そのため、開口部ギリギリの大きさは、下まで入っていきません。

参考になるのか分かりませんが、ロスコ社のメカニックツールバックというサイズが189×265×140(縦×横×幅 mm)のケースが、ぴったりと2つ収まります。

Bitly

フタの部分の耐荷重が80kgと公式にはあります。実際にこの上に座ったりはあまり考えていませんが、裏側は補強というか、簡単にたわんだりはしない感じになっており、このあたりも心強い。タフネスは正義です。

pros and cons

pros(良いとこ)

値段

約3000円と、他の箱に比べてお手軽です。

耐久性

自分で確認したわけではないのですが、これはもうネットにあまたのレビューがあり、一定期間使った人は必ずと言ってよいほど絶賛しています。というわけで大丈夫でしょう、きっと、間違いなく。

cons(イマイチ)

素材が弱い?

いきなり「耐久性」と矛盾することを書くようですが、購入後に「さて、とりあえず正面にでかでかと貼ってある商品説明のシールを剥がすか」と思い、自分としてはけっこう慎重に剥がしたのですが、なんと表面のプラスチックが薄く剥がれてしまいました。なんと言えば良いんでしょう、壁に貼ったポスター剥がそうとしたら、壁紙の一部も付いてきてしまった、に近い感じです。

丈夫さにも定評があるアイリス箱ですが、これはいったいどうしたものか……。自分ではゆっくりと剥がしていったつもりですが、もっと丁寧に剥がせば良かったのか。箱としての機能と強度に影響するレベルではないので、気にしないことにしました。シールでも貼ってごまかすことにします。

同様の報告はネットにも散見されるため、気になる方は剥がす前にドライヤーで暖めるなど、必要な対策をとった方が綺麗に剥がれると思います。

鍵はオマケ

一応ついていた方がいいな、と考えていた鍵ですが、これはオマケ。力技でなんとかなってしまいます。

それでも、走行中に不意に外れたりすることはなさそうですし、また無理やりあけるのもひと手間かかるので、防犯上の抑止力にわずかであっても貢献してくれそう。私は十分ですが、完全な防御を求める方にはお勧めはできません。

容量

現状で満足しているものの、欲を言えば、もう少しだけ欲しい気もします。
いつも使っているリュックは、ちょっと無理をすれば入るという感じでした。無理して入れなくても、必要なら背負うか、中身だけ移すか、と思案中です。

あと、そこに向かってすぼまってるのは、ちょっと使いにくいかなぁという印象です。 実際の容量は約30リットルとありますが、箱自体の形状と、入れるモノの相性で、その印象は大きく変わりそうです。この辺りも使い込んで自分なりのコツを身につければ解消は可能だと考えています。

おわりに

とにかく、箱を手に入れました。

さっさと取り付けようと思ってリアキャリアに合わせてみたのですが、箱の足が絶妙に引っかかります。なにやら切ったり削ったりという加工をしている報告をしている人のブログをたくさん見かけましたが、そうかこういうことか、と納得した次第です。

同じように削れば良いのですが、あいにくと工具は持っていません。買えば? と思われるかもしれませんが、このためだけに道具を買って、というのもちょっと抵抗があります。むしろ削るよりも、ないかゴム板でも挟んでちょっと浮かせてつけることにします。

というわけで、思いもかけず長くなりましたが、取り付けについてはさらにクロスカブにリアボックスを装着:荷締めベルト固定編へ続きます・・・

Bitly