クロスカブでコーヒーツーリング2のはずが挫折 バイクにおける防寒の重要性を学ぶ

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待ちに待った週末、しかし出勤日。でも出勤時間が遅めだったので、早起きをして先日行った白石ノ鼻を再訪して二度目のコーヒーツーリングもどきを試みました。ところが、今回は冬のバイクに乗るときの防寒対策の重要性を痛感して返ってきただけでした。

早朝の道は飛ばす人が多い?

今回設定したルートは、行きは前回と同じ。やや細めの田舎道を30分ほど走って海に辿り着きます。

前回よりも1時間ほど早く6:00頃に出発したのですが、いきなり2台ほどにスレスレで抜かされるなど、結構飛ばす車が多くてビビりました。交通量が少ないから早いぶんにはいいかと思っていたのですが、少ないからこそスピードを出す車が多いということもあるのでしょうか。前回は爽快感を味わった道も、背後の車がきになってあまり楽しめた感じはありませんでした。

楽しめなさに輪をかけたのが、寒さです。楽しめない以前に、命の危険を感じました。

冬のバイクは寒い乗り物

走り出してしばらくしてから、防寒対策をしないとダメ、というかヤバイことに気づきました。とにかく厳しいのは手、特に指先の冷えです。多くのバイクブログで、ウィンターグローブやグリップヒーター、そしてハンドルカバーなどについて色々と検討されている理由が、身をもって体験できました。

15分位で「これはちょっとやばいかな」という気になり、20分ほどでもう限界です。目的地の白石ノ鼻まで、スマホのナビでは10分弱だったのですが、たまらず途中でコンビニを見つけると、駆け込んで温かいコーヒーで手を暖めざるをえませんでした。

コーヒーツーリング(もどき)失敗です。

冬のバイクは手が冷たい

私が現在使っているグローブはRS TAICHIのステルスメッシュグローブ(RST434)ですが、プロテクターの部分は風を通すはずもないし、そこまで冷気が入ってくる感じもしないので、冬でも平気かな、と思っていました。

しかし、気温が10℃を下回る状態で走ると、まるで世界が違いました。

「メッシュグローブ」の意味がわかりました。きちんと冷たい風が入ってきます。急速に手が冷えていくのがよく分かりました。

冬のバイクは脚が冷たい

次点で脚です。足ではなく、脚。特に太ももの外側がどんどん冷えていきます。

これを味わう前は、足先が冷たくなるものだと思っていました。しかしどうやらクロスカブのレッグシールドは、防風という点で少なからず効果があるようです。

でも、脚の周囲は風が抜けていくわけで、太ももの外がジンジンしてきます。今回程度の気温(10℃切るかどうか、くらい)と距離ならまだなんとか耐えられましたが(いや、耐えられてないか)、普通のズボンではやはり長時間走り続けるのは難しいと分かりました。

クロスカブにももっと慣れないと・・・

目的未達成とはいえ、今回も20km弱を走って経験値を稼ぐことができました。

帰りは前回とは違うルートを通ってみたりしたのですが、後ろに大型トレーラーがきたりするとかなり緊張します。

また初めての道では焦ることが多く、今回もギアを上げるつもりが落としてしまって急ブレーキなど、すぐ後ろに車がいたら危なかったのではとヒヤリとする場面もあり。いまだスムーズな運転には程遠く、長めのツーリングはまだまだ時間がかかりそうです。

何を置いても防寒対策が必要

しかし今回は、とにかく寒さがきつかった。震えながら家について、防寒対策の重要性を痛感した次第です。優先順位はとにかく手の防寒。これをなんとかしないと、冬のクロスカブは駐輪場からまったく動くことなく終わってしまいそうです。

クロスカブに乗る時の防寒対策を考えねばなりません。

【追記】

この後、下半身の防寒にワークマンのオーバーパンツを装備し、さらに裾から侵入してくる風をアンクルスパッツで防ぎ、手の防寒にハンドルカバーを装着、というあたりが基本的装備になりました。併せてご参照ください。

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