免許取るぞ、と何度も思ったのです。がしかし、すぐに行動に移せない性格なのも手伝って、申し込むまで時間がかかりました。これを書いてる今はもう卒業後なので「もっと早くすればよかったんじゃ」と思いますが……。しばらく「小型自動二輪MT免許取得」について書いていきます。
申し込むまで時間がかかった
バイクの免許を取ろうかと考えてから、実際に教習所に申し込むまでに随分と時間がかかりました。理由は心身を崩したり、それでも社畜根性で仕事にしがみついて忙しくしていたり、というしょーもないものはあったわけですが……
一番の理由は「自分にバイクなんて乗りこなせるんだろうか」という不安感です。情けないけど、これが一番グズグズした理由でした。
何をそんなに恐れることが? と思われるかもしれません。しかしサイコロ、20年以上まともに運動してません。バランスも取れないんじゃないか。そんな姿を見たら流石に教習所の教官にも笑われるんじゃないか(これは完全に杞憂でした。教習所の教官は皆さん親切なプロフェッショナル!)。しかも、車の運転もゼロのペーパードライバー、そもそも公道に出られないんじゃないだろうか。そんなネガティブな要素をあげつらっては、一人怖気づく始末。これが「年をとる」ということなのかもしれません(過度の一般化)。
意を決して申込んだのは、高校生や大学生が春休みで多い教習所の繁忙期も終わったであろう(実際には、自分の仕事が年度初めのドタバタを過ぎて落ち着いた)GWの翌週でした。
教習所を選ぶ
家と職場の位置関係から、候補にあげた教習所は2箇所ありました。
- 家から職場に向かう方向と真反対。自転車を漕いだら30分弱かかる。ただし、スクールバスの停留所が家にも職場にも近いところに。
- 家と職場のどちらからも均等に遠い。地図で見ると、家・職場・教習所でちょうど正三角形になる感じ。自転車だとどちらからも15分くらい。ただし、スクールバスがちょっとめんどい。予約が必要なのと、経路が(自分にとっては)やたら遠回り。あと、夜間はナイター料金というのが取られる。
なお、料金はどちらも変わらず、小型のMTは\92,880でした。ネットで見ると地域によってはこの値段より3万円近く安いところもあるようで、何でそう決まってるのかわかりませんが、まあこれは仕方ありません。
最後は直線距離で遠いもののスクールバスが便利そう、を決め手にして1の教習所に決めました。お金を用意して、いざ。
教習所の申込みに必要なもの
教習所のHPを見ると、必要なものとして次の3つがありました。
- 教習料金
- 写真(3枚)
- 本籍地記載の住民票、もしくは免許証の暗証番号カード
暗証番号カードの番号は控えてあるのですが、カードそのものはどこにいったのやら……。住民票も面倒だなぁ。写真はスピード写真で良いのだろうか? とよく分からない感じだったので、教習所の問い合わせ番号に電話しました。その結果、こんな感じのことを言われました。
- 料金は、テキスト代が\600追加でかかる
- 写真は証明写真でもいいけど、うちでも\500で撮影してる
- カードがなくても暗証番号が分かるならそれで良い
- 認印も必要
写真もスピード写真で撮るより安いし、住民票も取らなくてOKということがわかり、決心が鈍らないうちに自転車を走らせて教習所まで行ってきました。鈍らないうちにと言いつつ、実は自転車を漕いでる最中も何度も「やっぱやめとくか・・・」とか思ったのですが。
意を決して申し込み
窓口でお姉さんに申し込みに来たことを伝えると、そのまま対応してもらえました。
「二輪車は普通ですか?」
「いえ、小型のMTで」
という会話をして、やっぱり小型はめずらしいのか、とかちょっと気になりましたが、そのまま手続き。認印を忘れるというミスを犯しましたが「拇印でいいですよ」とのことで助かりました。写真撮影も一瞬で終わり。受付のカウンターに乗っていた視力検査機で視力を測ったら、それで終わりです。
テキストも、厚いのと薄いの、合計2冊渡されました(あとでみたら、薄いのは厚い方の一部抜粋版だった)。「この箇所は教習までに読んどいて下さい。けっこうボリューム有りますので」と宿題を出されました。
最後に「適性検査が、本日か明日の夕方17:20からありますけど、どうしましょうか? それが終われば教習の予約も取れるようになります」と言われる。時間は13時過ぎ。すごい半端に間があくけれど、さっさと教習に入りたいし、ということでもう一度夕方にくることにして、教習場を一旦後にしました。
まとめ:かかった金額
適性検査料:3,000
技能教習料:42,000
入学金:35,000
学科教習料:2,000
検定料:4,000
消費税:6,880
写真代:600
教科書代:600
一歩踏み出した思い出:priceless
合計:\93,980-
そこそこかかった。
別の記事で「なぜ中型(400ccまで)にせず小型にしたのか」とか「ATにしないでMTを選んだか」は改めて書きたいと思います。ひとまず、意を決して申し込みました。
このまま【小型二輪MT教習:その1】適性検査へと続きます。