abrAsus(アブラサス)の薄い財布を約6年使用し、その使用感があまりに良かったので、再び同じものを購入しました。
background(いきさつ)
abrAsus(アブラサス)というメーカーの薄い財布、というのを約6年前に購入しました。
なぜこの財布を知ったのか正直なところあまり覚えていないのですが、何かライフハック系のサイトだったように思います。とにかく存在を知った瞬間に、ちょっと高いなと思いつつも、結構勢いよく購入したことは覚えています。
現在(2020年)はキャッシュレス化も進み、また「ミニマリスト」といった言葉が一般的になったこともあってか、小さい・薄い財布の選択肢はとても増えました。6年前だと、abrAsus以外には、ここまで薄いものは無かったような。
abrAsus というメーカー、「開くPCバッグ」や「ブロガーズトート」などの使い勝手がよさそうな鞄を発表して、ガジェット愛好者御用達ブランドとしての地位を確立した印象があります。しかし購入当時はそこまでメジャーではなかった思います。というか、財布しか取り扱ってなかったような。
ほぼ6年間、定位置であるズボンの右前ポケットに入っていました。仕事とプライベートで財布を使い分けることもしていないので、毎日と言って過言ではないと思います。
「薄い財布」のレビューはネットにたくさんあるので、ここでは6年使うとどうなるのか? を写真で紹介することを主とします。
review(詳細)
spec & price(仕様と価格)
メーカー:abrAsus(アブラサス)
品名 :薄い財布
価格 :¥14,950
素材 :革
feeling(使用感)
左が新品、右が約6年使った財布です。色はどちらもブラック。
一見して分かるのが、全体のフォルムが丸くヘタっているところ。いつもズボンのポケットに入れていたので、こうなってしまうのは仕方ないかと思います。ただ、それほどまで使い込んでも「崩壊」しなかったのは、素材や縫製が良い証拠なのかもしれません。
ちなみに右の古い方、手前にコインが入っているかのような形が浮き出ていますが、中は入っていません。コインを入れる順序を固定していたため、形が残ってしまったのです。ちなみに順序は左から500円玉、100円玉、10円玉、5円玉、1円玉、50円玉、でした。50円玉を右端にしていたのは、100円玉と紛らわしいからです。
これはボタンを外してただ置いた状態です。左の新品はまだ革に張りがあり、ほとんど開きません。開いておいても、上の部分が戻ります。一方で右側の使い古したほうは「ペタン」と開いてしまいます。
少し寄って撮影してみました。どちらも同じタイプの革で同一製品なのですが、シボというか、革の細かな凹凸が使い古したほうは完全にとれてしまっており、ツルツルしています。
使い古したほうのアップです。特に折り曲げる部分は、削れてしまっています。糸がほつれたりすることがなかったのはさすがですが、さすがにヨレヨレです。
特にコインを入れる部分は重さがかかるためか「く」の字型に切れ込みが入ったようになっています。実は買い替えた理由の一つがここで、コインを開くと開きすぎて取りこぼすことが続いたためでした。
裏面から見るとこんな感じです。さすがに新品と比較すると、使い込んだ方(右)は痛みが激しいですね。ほとんど手入れらしい手入れはしなかったので。財布に申し訳ない・・・
pros and cons
pros(良いとこ)
- 薄い
- 耐久性も上々
- カラーバリエーションもいつのまにか豊富に
cons(イマイチ)
- カードは5枚入れないと、スルッと抜け落ちてしまう
- コインを頻繁に使う人にはちょっと小さすぎる
まとめ
ボロボロにして、また同じものを購入している時点で、どれほど気に入っているかご理解いただけるかと思います。スーツのポケットに入れても膨らまないくらいのミニマルな財布を求めている方には、abrAsus「薄い財布」、とてもおすすめできます。