ワークマンのオーバーパンツで下半身の防寒はほぼ完璧です、という記事を以前書きました。
しかし、長時間経つとどうしても足下からすきま風が入ってきます。その対策にアンクルスパッツという製品を購入してみました。
background(いきさつ)
inception(発端)
バイクに乗っていると、足下からすきま風が入ってきます。外気温が10℃を切っていると、これは全身の冷えにも繋がってきます。なにより落ち着きません。
私の姿勢のせいなのか、後輪ブレーキを頻繁に踏むからなのか、すきま風が入ってくるのは右脚の裾ばかり。不思議と、左脚はそうでもないのです。
停車するたびに立ち上がって右脚のほうを下に引き下ろしたりしていました。しかしこれは運転に集中できないし、なにより寒くて楽しくありません。足首のすきま風は割と切実な問題でした。
足下の防寒として一般に言われるのが、タイツのような防寒ウェアをしっかりと履くことです。こういうのを買おうかと思ったのですが、クロスカブに乗るたびにそういうのを履くのにちょっと抵抗があるというか、もう少し気軽に、上からかぶせるものが良いなぁと考えました。
思いついたのが、自転車に乗る時に裾が絡まないようにするベルクロのテープで足を縛ってしまうやり方です。ただベルクロテープだと、経験上、ズボンの裾全体がずり上がってしまい足首が露出してしまう気がします。もうちょっと何か良い物がないかとネットを漁って見つけたのがこの商品です。
choosing and buying(品定めと購入)
ネットで検索して見つけたのがラフアンドロード(ROUGH&ROAD) のアンクルスパッツ。ラフアンドロード自体はバイク用品で有名なメーカーなので、商品自体もバイク乗車を想定されていることが分かって安心です。
値段は2,600円ほど。ネットでポチりました。
review(詳細)
unboxing(開封)
ビニール袋に入っているのを出すだけ。正直、レビューをするまでもなく見たままというか、ネオプレン素材で端っこにベルクロテープが縦についています。ベルクロの一方は3カ所ですが、もう一方は縦の辺すべてに貼られているので、適当にくっつけてもしっかり留まります。
特徴的なのは、下の部分にズリ上がりを防止するちょっとした部分があることでしょうか。ボタンで靴紐に固定するようになっています。実際にはこれをしなくてもほとんど変わらないので、実際には最初の頃しか使っていません。
feeling(使用感)
ベルクロの面積自体が広いので、一度装着してしまえば、外れたりずれたりすることはありません。
装着は、外から見るとスタイリッシュとは言い難いのですが、防寒を優先させて、ズボンの上から靴と一緒に包み込むように装着させています。説明書によれば、先にアンクルスパッツを装着してからズボンをはくやり方もあるようですが、私はお手軽さ優先というか、外から巻いた方が防寒効果が高いだろうと判断して、靴を履いてから最後に装着しています。
値段を考えると、わざわざ専用品でなくても良いのかもしれません。しかし厚みのあるネオプレン素材や、しっかりとしたベルクロ部分など、きちんとバイク用を考えて作られた安心感はあります。作りもしっかりしているので、数シーズンは持つのではないかと期待しています。
この辺りは完全に好みだと思いますが、内側に装着するよりも最後に巻くこの製品タイプの方が、装着の面倒さが低く気軽に使えます。
実際にはオーバーパンツを履くほどでもない、でも走ってると少し裾からの風が気になる、という時にも使用しています。秋口から春先まで、オーバーパンツよりも出番は多いです。
pros and cons
Pros(良いとこ)
- 確実に風を防いでくれる面積
- ズボン自体のずり上がり防止にも
- 装着が簡単
cons(イマイチ)
- 素材と構造が単純なので割高に感じるかも
- 靴紐に留めるボタンはちょっと面倒(今は使っていない。固定の意味ではもっと簡便で効果の高いやつに置き換わると嬉しい)
- 見た目として格好良いかどうかは・・・
おわりに
「防寒は3つの首(首・手首・足首)を守ること」というのは良く言われますし、自分でも実感します。バイク乗車中の足首防寒には、このアンクルスパッツは割と良い品だと思います。