【小型二輪MT教習:その11】第二段階(5/5):最終回

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前回(【小型二輪MT教習:その10】第二段階(4/5):最後のシミュレータと卒業検定のアドバイス(?))に続き、ついに迎えた最終回。

なぜかここにきて、はじめて担当頂く教官でした。

顔をあわせて挨拶すると早々に「なんで小型なんですか? ぜひこれは中型、ゆくゆくは大型まで」と持ち上げるようなことを言われたのですが、こちらは「見極め落ちたらどうしよう」と緊張してるので、はあどうも、みたいな反応しかできず。申し訳ありませんでした。

最終回は予行演習

まずは2輪コースを3周回ってウォーミングアップ。その後は、練習コースを回ります。今日の先生は一緒に走らず建物の2階に。卒業検定の時と同じように、そこから無線でコメントをくれる形式です。

やはり気になるのは坂道発進。前回もらったアドバイスを参考に、なんとか登りきりました。

と思いきや「ホーン鳴らすの忘れてますよ」とすぐ指摘が。眼の前に「警笛鳴らせ」の標識が立っているのになぜ・・・。

相変わらず視野が狭くて近いです。その後は、決して気が抜けたわけではないのですが、コースを2度も間違える始末。どうも目の前の課題に集中してしまって、それはうまく出来るけど次が疎かに、という感じになってしまいます。相変わらず視野が狭くて近いです(二度目)。

急制動が相変わらず苦手

そのあとで「不安な課題があったらやってもいいですよ」との言葉に、急制動を2回練習させてもらいました。恐怖感からアクセルを手前で緩めてしまうクセが最後まで治りません。

「一応30kmは出てるんですが、タンクが(ブレーキ開始の)コーンに差し掛かった辺りでブレーキ取りに行っても十分間に合いますからね―」

と言われますが、いやいや、そんな余裕がまったくないのですが……。

回避訓練

最後にやったのが、最終回にして初めて行う「回避」。そういうカリキュラムというか、1回やればよいということになってるんだと思いますが、これは大きなインパクトがありました。自分のダメさ加減にです。

教習所全体の休憩時間に、自分だけがコースに出ます。赤と白の旗を持って直線の端に立っている教官に、30kmで向かって行きます。白い旗なら右に回避、赤い旗なら左に回避、両方上がったらそのまま直進、なのですが……。

なんと3回ともミスりました。

1回目は白なのに左に。2回目は赤なのに右に。そして3回めも、また赤なのに右に。これは終わった。

そう思ったのですが、先生は「まあそれだけ咄嗟の判断が難しいということがわかればいいです。準備できててもこんなふうになります。私も失敗しましたけど」と慰めてくれました。

そのあとは半端に時間が余ったので、クランクと一本橋を練習して終了です。一本橋は9秒くらい出てるようで、まあ大丈夫でしょうと。ただ、「巻き込み確認」がはっきり出来てない、分かりにくい、というアドバイスをもらしました。

みきわめ終了

というわけで「みきわめ」の判子も無事もらうことができ、最後の教習が終了しました。
帰り際、教習等でこれまでに教えてくださった教官が二人おり、声をかけてくれました。

まあ、普通にやれば大丈夫ですよ、普通にやれば。

だいたい失敗する人は、練習と違うことやるんです。ゆっくりやろうとしてみたり、反対にスピード出したり。

明日は頑張ってください

この教習所の教官、本当に見るところを見て、かけるべき声をかけてくれるというか、良い教官ばかりです。ありがたい。

そのまま、検定の申し込みをして帰宅です。

本日の反省

とにかく帰ってからイメージ・トレーニングに励みます。最後までやれることを少しでも。

次回(ついに検定:【小型二輪MT教習:その12】卒業検定)に続きます。