【小型二輪MT教習:その2】第一段階(1/5)はじめてのバイク

活動Log

前回(【小型二輪MT教習:その1】適性検査)に続き、いよいよ小型二輪MT教習の初日です。第1段階はスムーズに行けば全部で5回なので、1/5回目。この日は朝イチの時間に初めての教習でしたが、情けないことに緊張からか前夜あまりよく眠れませんでした。高揚感なのか多少ぼーっとした状態で教習所に向かいます。流石に到着すると緊張感が増してきました。

教習開始前

ヘルメットとかプロテクター

最初に、基本的な道具の説明を受けました。インナーキャップとグローブは教習までこちらを使って下さい、と渡されます。グローブは黒いすべり止め付きの軍手。インナーキャップは、白い不織布でできた水泳帽みたいな感じでした。

胸部、肘、膝のプロテクターの場所を説明され、自分の頭に合うサイズのヘルメットを見つけたところで一段落。

次に「耳あてです」と渡されたのが、無線機と繋がった片側だけのイヤホン。ヘルメットの耳の部分にくぼみがあり、そこにはめ込んでからかぶります。教官の声が聴こえるようになってます(教官にこちらの声を伝えるためのマイクは無し)。

最初はなんでこういうのをやるのか分からなかったのですが、すぐに身をもって分かりました。車と違ってバイクは真横にいるわけにいかないので、どうしてもコースを走っていると教官の声が届かなくなるんですね。

当たり前といえば当たり前のことですが、体験しないとわかりません。

いよいよバイクに

続いて、サイドスタンドとセンタースタンドのかけ方から、エンジンをかけてギアをローからあげていって、戻して降りるまでを一気に説明されました。

ちょっとついていけないから、次回乗るまでに復習しないとなぁと思ってたら「はい、じゃあまたがってみて下さい」とまたがることに。センタースタンドをかけたままでしたが、展開が速すぎて面食らいました。

乗ってまず説明されたのは、座るポジションです。バイクに跨った後、足を乗せて両手を話して立ってみて、そのまま真下に座るように、と説明されました。体重が必ず両足のペダルに落ちる位置に座るのが大事。体感としては、結構前側に座る印象でした。

そのまま、なんとエンジンを掛けるところから一通りの流れがスタート。ブレーキをかけながらクラッチを握って、キーを捻り、エンジン始動ボタンを推し、アクセルを回して、ギアをあげ、徐々にクラッチをつなぐ。いやもう、こうやって復習も兼ねて言葉にしているわけですが、パニック寸前でした。

クラッチとか分からぬ

「マニュアルの原付とか、乗ったことあります?」
「二輪車は自転車しか乗ったことありません!」
「車の免許はマニュアルなんでしたっけ?」
「オートマ限定です! 人生で初めてクラッチというものを操作しました!!」
「……クラッチってなんだかわかります?」
「わかりません!!!」

パニック寸前というかほぼパニックだったので、思い返すと教官の顔を見ず叫ぶように答えてた気が……。そうなんです。車の免許はペーパーなことに加えて、オートマ(AT)限定なんです。男なのに珍しいね、と良く言われます。正直、車にもあんまり関心をもたずこの歳まで……

上記のような会話をしたのですが、教官は苦笑いをしただけで、「じゃあ、一度下りてスタンドをはずしてみましょうか」と次の指示を出します。言われたとおりにすると「はいじゃあ乗って、ちょっと走ってみましょう」

マジで? と声に出そうになりましたよ。勝手に「今日はなんかまたがって、エンジンかけないでバイク推したりして、あとコースの説明とかされるんだろう」と思ってたのですが、いきなり走るはめになるとは……

意を決して教官の言われたとおりにギアをいれ、アクセルをあおり、クラッチをそろそろとつなぐと……

走った!!

すげぇ!!

怖えええ!

あまりにあっさりとバイクが動き出したので、正直ビビりました。走り出すまでにエンストしたりとかもっと苦労するはずだ、と勝手に思ってたのです(エンストはこの後に何度もやりましたが)。

1周目は、駆け足の教官が横に並んで「はいギアをあげてー」などとアドバイスをくれます。

2周目からは、もっと練習してみましょうという感じで、コースの外周をぐるぐると回りました。この時間だけで、途中何度か停止してアドバイスを受けながら20周くらいしたのではないでしょうか。

本日教わった内容の整理

教習準備

  • インナーキャップと手袋は教習が終わるまで自分で管理すること。インナーキャップは破れたり汚れたりしたら新しいのが貰える。もし忘れると、名前が書いてあるところが見えるようにして、壁にぶら下げて晒し上げる。
  • 教習が始まる時間までに、胸部・肘・膝のプロテクターをつけて、イヤホンをつけたヘルメットをかぶるところまでやっておく
  • サイドスタンド、センタースタンドのかけ方と乗り方。特にバイクに乗っている時は、なるべく右足は(公道だと車道側になるので)着きたくないので、ステップに乗せる癖をつけておくように。
  • エンジン始動までの流れ(乗る、右足はブレーキ、左手でクラッチ切る、キーを回す、右手で前輪ブレーキ、ギアをローに)
  • 半クラッチで走り出す。ローギアは動き出すためのギア。セカンド(以上)は走るためのギア。ローで走り出してクラッチをつないだら、すぐにセカンドに入れるくらいの気持ちで構わない。
  • 曲がるときには視線を行きたい方向に向けて、バイクを傾ける(今は怖がって身体が固くなっているので難しいが、すぐに出来るようになるでしょう、とのこと。本当かなぁ……)
  • 止まり方(アクセルを戻す、ブレーキかける、ギリギリまでエンジンブレーキを効かせて、止まりたい場所より車体1つ分手前になったらクラッチを切ってギアをローに)。

こうやって書いてみると結構盛り沢山です。出来ないわけです。特に難しいというか、現時点で身体がうまく付いていかないのが、次の内容です。

出来ない・分からない

  • 右手の動き。前輪ブレーキを掛ける時にアクセルを離す、という当然のことができない。

教官には「深く握り過ぎているので、手の甲が地面と並行になるくらいで握り、そこからひねるように。そうすればブレーキを掴みに行く時に、自然とアクセルが戻ります」と助言が。

  • 同じく右手。前輪ブレーキを握る時に、なぜか「小指、薬指、中指」の三本で握ってしまい、人差し指がスロットルに残ってしまう。

「危ないので、必ず4本で握りましょう」と複数回注意されました。ちなみになぜか、クラッチを握る左手は、常に四本です。教官曰く「自転車のるときも、たぶんそうやってて癖なんでしょうね。自転車は車体が軽いのでそれでも大丈夫ですが、バイクは重いので4本で必ず握るように。人差し指が残ってると、アクセルを回したままになってしまいます」とのこと。

  • 右手の前輪ブレーキと、右足の後輪ブレーキの使い分けが分からない。

「いきなり強く握らずに、ゆっくりと」と言われたが、ちょっとアクセルを回すとすごい加速をするので、ビビってぎゅっと握ってしまう。

  • 左手のクラッチ。特に停止する時に、車体がとまるとつい離してしまう。
  • 左足のギア。よく分からない。ギアを上げる時に「踏むんだっけ?」とか、一瞬考え込んでしまう。
  • 特に停止時のギアの下げ方とクラッチのタイミング。何度もエンストしました。

他にも「カーブで体ごとバイクを傾けられない」とか色々あるんですが、特に両手両足の動きがバラバラすぎて、身体の方もさることながら頭が疲れました。50分があっという間です。

初回教習を終えて

次回の予約を入れて、この日は終了です。

帰り際にコース表を渡されました。「小型はとにかく時間が無いので、これを見てコースを覚えてきてもらわないと、こちらも教えようがないので。イメージトレーニングをよくやって下さい」という宿題を頂いて、初日終了。かなりの不安を抱えて教習所を後にしました。

疲労困憊、本当に疲れました……

本日の反省

両手両足の操作がぜんぜん出来ない。

もうちょっとリラックして乗りたい。

次回(【小型二輪MT教習:その3】第一段階(2/5)急制動・一本橋・S字とクランク)に続きます。