このブログに「小型自動二輪MT免許取得」というタグがあります。そもそもブログを立ち上げた動機の一つに「クロスカブに乗りたい」というのが大きくありまして、免許の取得から始めないといけなかった自分の、教習所での悪戦苦闘の記録を残したタグです。
最近、何の気なしに見直していて「結構忘れている」と愕然としました。もちろん教習所に限定された注意事項も含まれるのですが、普段のライディングにも関わってくる内容もあります。ちょっと初心に返るというか、自分を戒めねばなと。
また、まだその気にはなっていないのですが、中型二輪に限定解除する機会があったら、まとまってると自分でも便利かな、と抜粋を作成した次第です。
乗車基本事項
- サイドスタンド、センタースタンドのかけ方と乗り方。特にバイクに乗っている時は、なるべく右足は(公道だと車道側になるので)着きたくないので、ステップに乗せる癖をつけておくように
- エンジン始動までの流れ(乗る、右足はブレーキ、左手でクラッチ切る、キーを回す、右手で前輪ブレーキ、ギアをローに)
- 半クラッチで走り出す。ローギアは動き出すためのギア。セカンド(以上)は走るためのギア。ローで走り出してクラッチをつないだら、すぐにセカンドに入れるくらいの気持ちで構わない
- 曲がるときには視線を行きたい方向に向けて、バイクを傾ける
- 止まり方(アクセルを戻す、ブレーキかける、ギリギリまでエンジンブレーキを効かせて、止まりたい場所より車体1つ分手前になったらクラッチを切ってギアをローに)。
- ブレーキは必ず指四本で握る。深く握り過ぎず、手の甲が地面と並行になるくらいで握り、そこからひねるように。そうすればブレーキを掴みに行く時に、自然とアクセルが戻る
急制動
- 基本的に右手の前輪ブレーキで止まる
- 右手のブレーキは「速く引かずに、強く引く」
- コケたらそこで検定中止。停止線をオーバーしても中止。同じ中止なら怪我の危険が無いように、そのまま前に進む
一本橋
- 進入時にコーナーの奥を通って、なるべく一本橋の正面にまっすぐ停止する
- 出発前の右後方確認忘れずに
- 半クラッチでちょっとずつ進む。右手の前輪ブレーキは使わない
- 落ちそうになったら身体でバランスを取ろうとせず、ハンドルを左右に振る
- それでも落ちそうになったら、粘らずに落ちてそのまま走る
- 視線は橋の終わりと、さらに遠くの壁を交互に見るように。下を見ない!
- ニーグリップ大事!
S字カーブとクランク
- S字は車体を倒して進む
- クランクは、ハンドルで曲がる
- どちらも速度調整は、右足の後輪ブレーキで
- 視線が大事。下を見ない。行き先を見ておく
その他
1秒間に進む距離
- 時速40kmだと、1秒間に約11メートル進む
- 時速100kmだと、1秒間に約28メートル(27.7メートル)進む
オートマ(AT)とマニュアル(MT)の違い
- ニーグリップができないので足とお尻で踏ん張るようにすること
- 当たり前だけれどクラッチはないので、左手はクラッチレバーではなく後輪ブレーキ。基本的には右手の前輪ブレーキと同時に使うこと
おわりに
特に「バイクは視線の先に進む」というのは、普段から改めて身体にしみ込ませたい。つい近くを見てしまう癖は、絶対に直したほうがいいだろうなと自分で思います。
あと、交通法規も適宜復習しよう・・・