スマホをナビにしていると、電源の減りが早くてこまります。精神衛生上も良くはないので、USB電源を取り付けました。
background(いきさつ)
スマホをナビにしていますが、とにかくバッテリーの減りが早い!
最初はモバイルバッテリーで良いかと思っていたのですが、走行中にモバイルバッテリーをぶら下げる訳にはいきません。休憩中にこまめに充電したりもしてみたのですが、やっぱり不便です。
inception(発端)
ネットを調べると、結構な人がUSB電源を取り付けています。新しいスクーターには最初からついているものすらあるらしい。これは装着した方が明らかに便利だということになり、品定めを始めました。
取り付けは自分でどうするか、ネットには自力で取り付ける人がけっこう紹介ブログを書いていて、こういうのを見ればできるかなぁとしばし考え込みます。しかし自分の能力やら手持ちの道具を買うと考えるとちょっとなぁ。電気が絡むだけに、ちょっと気になります。ここはもうお金を惜しまずにショップに任せることを前提にして、品定めを開始します。
choosing and buying(品定めと購入)
あれこれ調べていると、いくつかのタイプに落ち着くことが分かります。選択肢として分かれるのは次の辺りでしょうか。
- USBがシガーソケットか(またはその両方か)
- どんな形状にするか(円筒形か、四角いタイプが多い)
- どうやって取り付けるか(バーに固定するか、両面テープで平らな部分に取り付けるか)
調べる中で、その他のスペックも含めて自分の要望もだいたい決まってきます。
- 防水がいい
- 形状は問わないが、ハンドルに着けられるタイプが場所的にも良さそう
- 自分のスマホが充電できるように2.1Aは出力が欲しい
- 取り付けはショップにお願いする
これで絞り込んでいったのが、デイトナ(DAYTONA) アルミ削り出し電源ユニット 【USBタイプ】 77628です。
デザインは好み。キャップを閉めていれば、防水はIPX5(あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)基準相当なので頼もしい。USBは2口あって、ただし2.1Aは一口使用時のみだけど、今のところスマホをつなぐ予定しかないのでコレで十分。Amazonで購入しました(ショップに「この製品を買おうと思うが取り付け可能か? と確認してから購入しました)。
review(詳細)
unboxing(開封)と取り付け工賃
装着はクロスカブを購入したショップに頼みました。事前にUSBを着けたいこと、製品はこれを考えていることを相談させてもらい、この商品ならしっかりしたメーカーだから大丈夫でしょうと言ってもらえました。
ただ、料金(取り付け工賃)がどれくらいになりそうか聞いたところ、次のように言われ、結局商品と共にクロスカブを預けることになりました。
開けてみないと、ちょっとどこから配線とれるか分からない。ネットで行われている一部の方法には、店として行えないものも含まれている。ただし最大でも1万円を超えることはないでしょう。
結果として、ほんの3日ほどで「出来ました」とショップから電話が。色々とあけなくても着けられたので、と工賃は4,320円(内税320円)でした。
工賃等はお店によって変わる可能性が高いので、もしコレを読んで取り付け依頼をお考えの方は、各自で事前の確認をお願い致します。
装着したのはメーターの下でやや左より。装着場所としてあまり詳しくショップの人と話し合った訳では無いのですが、思った通りの場所に着けてもらっていました。ハンドル左側につけたスマホフォルダーにも近く、またそこまで目立ちません。
色味も「全部、黒いから」と言ってしまえばそれまでですが、主張せず、メーター周りにうまく溶け込んでいるように思います。
feeling(使用感)
さて、戻ってきたクロスカブ。さっそく接続して走り出すと、無事に充電されます(なお、接続用のケーブルは別売りです)。
やはり着けて良かったと思えるのは、少し長めの距離を走る時。これまでは(もちろんスマホ自体の設定とか色々とあるのは当たり前なのですが)だいたい半日過ぎるとバッテリ残量が20%を切ってしまい、ある種の焦りを抱えたまま走っていました。それが無くなるのはものすごく大きい。安心感を買うだけでも、装着の意味がありました。
それと、実際の使用には関係ないのですが、通電するとブルーのLEDが差し込み口の奥側? で光ります。これは電気素人にとっては「ちゃんと電気が来てます」という目安になるので、ちょっと嬉しい機能です。
pros and cons
Pros(良いとこ)
- 当たり前だけど充電できる
- 防水
- デザインがクロスカブにあってる
- ブルーのLEDが地味によい
cons(イマイチ)
- キャップを外すとしまう場所にちょっと困る(リングがついてるのでぶら下げる用の紐をつけた方がなくさないかな? とも考えたけれど、走行中に車体にあたるのも鬱陶しいので、外したらポケットに入れて、クロスカブを降りる時にはフタをする、というのを習慣づけるように。)
おわりに
機能としては充電するだけなのであまり報告することはないのですが、デザインもクロスカブにマッチしていて満足です。
製品としての耐久性などはまだ分かりませんが、このデイトナ アルミ削り出し電源ユニット 【USBタイプ】は「USB1口あれば十分」という方には非常に良いと思います。