前回(【小型二輪MT教習:その9】第二段階(3/5)シミュレータ教習+半クラッチは「馴染ませる」)に続き、今回は学科1時間とセットで、休憩挟んで2時間連続のシミュレータ講習。ずっと屋内のシミュレータ室で過ごしました。後半は質疑応答というか、わりと緩い雰囲気で卒業検定の不安な箇所について教官に答えてもらったり。そう、いよいよ「卒業検定」という単語が現実味を帯びてきました。
わりとのんびりした「危険予測」
一応、お題としては「危険予測」ということらしかったです。
最初に、二人乗りに関する20分程度のビデオを見ることから始まりました。時間が午後一だったこともあって、眠かった……。二人乗りが出来るようになるのは免許取得して1年立ってからだし、乗りたいのはクロスカブ(注)なので、二人乗りは出来ないから関係ないといえばないビデオではありました。
ただ、二人乗りでの挙動などは「へー、そうなんだ」と思うことが多く、勉強になりました。分かりやすく作られたビデオでした。眠かったけど・・・
雑談チックな質疑応答
さて、今日はすでに書いたように、学科+シミュレータの2時間でした。
この第2段階の最後のシミュレータ教習、本来は3人の受講生が代るがわるシミュレータに乗り、次の時間に教官を含めてディスカッションをする、という流れらしいです。しかし、本日はまた自分ひとりだけ。2時間目は最後に5分ほどシミュレータにまたがっただけで、後は教官とずっと話してました。
とはいえ完全な雑談ではなく、次にみきわめが無事通過できれば迎えるであろう、卒業検定の話です。私が「坂道発進がとにかく苦手だ」「急制動が怖い」と言ったのを受けて、卒業検定についてわからないことがあれば答えますよ、と全体的な流れなどを教えてくれました。
その中で「まれに良くある検定一発中止」的なことを話してくれたのですが、全部自分がやりそうで、余計にビビる羽目になりました。特に印象に残ったのが、次の2つです。
一番早い検定中止は、あれですね。緊張するのは仕方ないんですけど、身体の動きが固くなってしまってるんでしょうね。またがる時に足が揚がりきってなくて、そのまま車体を蹴って車道側に倒しておしまい、ということがありました。そんなにしょっちゅう見るわけじゃないですけど
課題全部クリアして、戻ってきて降りる時ですね。緊張した状態でずっとニーグリップしてるから、脚に力が入らなくなってるんでしょうね。降りた途端によろけてしまって、尻もちついてバイクも倒して、ということがありました。最後の最後なんですけど、気が抜けたのもあるかもしれませんが。そんなにしょっちゅう見るわけじゃないですけど
穏やかな顔で話されるので、余計に印象に残ってます。やっちまいそうで嫌だなぁ・・・
卒業検定の予約を入れるか?
帰り際に、最後の教習の予約と卒業検定の話になりました。「最後の教習を受けた後、そのまま見極め通ったら卒業検定受けられるけど、どうします?」という話です。結構悩んだ末に、卒業検定ははっきりと見極め通過の通知を受けてから、ということで見送りました。何が不安かと言ううと
- 坂道発進やらエンストやら、うまくいかない操作が増えてきた
- 見極めに通らなかったら、卒業検定キャンセルになるし、もう1コマまた補修うけないといけない
- 要するに、自信がない
まあこんなことです。正直なところ、早く免許がほしい。しかし欲張っても良いことないだろうな、という判断です。情けなくもあるのですが、今の自分にとってプレッシャーが少ない方を、と考えてこのような選択になりました。
本日の反省
次回乗ったら、次は卒業検定・・・
(前回に引き続き反省ではない・・・。もうこの頃は、ある種諦めの境地というか「やるしか無いよなぁ」と「でも自信ないなぁ」の間を、振り子のように行ったり来たりするだけでした。
次回(【小型二輪MT教習:その11】第二段階(5/5):最終回)に続きます。