走り納めにクロスカブで山中を抜ける県道に挑戦

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今回も缶コーヒーツーリング。海でなくて木の中で缶コーヒーを飲みたいなと思い、クロスカブでも行けそうな森を探しました。

愛媛県道196号

とりあえずクロスカブで行って、1周回って帰ってこられそうなルートを新しく見つけたいとおもってGoogleマップで見つけたのが、愛媛県道196号。くねくねと曲がった道ですが、Googleストリートビューも撮影されているし、道は狭そうだけどクロスカブならなんとかなるだろう、と踏み込みました。

県道196号に行き着くまでに、自分にとっては松山市をほぼ横断しなくてはならず少し距離があるのですが、でも交通量の少なそうな道は、多少苦労しても行ってみるかという気持ちになります。前回の走行で「山間の道をのんびり走るのは楽しい」と思い始めたのはずいぶんと大きな影響です。

そして上り始めたのですが、結構急な上り坂で、しかも地図でみたよりクネクネと曲がっています。まだギアの選択もうまく出来ない自分は、一体何速を選べば良いのか分からず、途中でどうしようもなく減速したりと試行錯誤が続きました。

最終的には2速でのんびり進むことにしたのですが、そのあたりでようやく周囲を見る余裕が出てきます。というあたりで勾配が終わって山頂に。

山頂(?)到達

ここには小野カントリークラブなるゴルフ場があるのは地図で知っていたのですが、なにやら工事中。といっても工事車両があるわけでもなく、誰もいません。ひとまずここで、買ってきた缶コーヒーを飲みました。念願の森の中での缶コーヒーだったのですが、結構必死に登ってきたことと、この広場は木々に囲まれておりまったく眺望がないどころか、妙な囲まれ感があって少し期待とは違いました。

しかしこのゴルフ場に来るまでの道、車が2台行き違ったら、おそらくほぼすれ違うのは不可能です。当たり前にここまでゴルフをやりに来る人って、実際どれくらいいるんだろう? と気になりました。

山道下って国道317号線にでたら恐怖感との戦い

一服してからは下り坂。これも結構怖かったのですが、まったく車が通らないため、自分のペースで深々と冷える山道をけっこう楽しんで下ってきました。途中で小川も流れており、ヘルメットのバイザーを上げると入ってくる冷気が本当に気持ちいい。

そんなふうに楽しんで「これはお気に入りルートに登録せねば」と思ったところで、国道317号線に出ます。帰宅するにはここを下って松山市内に出て、という形になるのですが、これが恐怖でした。

峠道ってこういう感じなんでしょうか? とにかく周囲の車の流れが早く、身体が固まります。ずっと下りなのですが、自分にはとても考えられない速度。そして道の掘られた滑り止めの溝? がまた恐怖。

コケたら死ぬ

飛ばしたら曲がれない

なんか溝にハンドル取られる

後ろの車は追い抜きたいのでは

でもこれ以上の速度は自分には出せない

こんな言葉ばかりが頭を巡ります。途中で左手に駐車場のようなものが見えたので、逃げるように一度休憩することにしました。これが石手川ダム。けっこう良い眺めでした。

一息ついて、また下り坂。なんとか無事に下まで降りることができました。

県道196号線はすごく良かったのですが、国道317が怖すぎて、プラマイゼロ、のような2017年の走り納めでした。

2017年の振り返り

この記録が当時のメモを元に再現しているので投稿日と合わないのですが、2017年の年末の記録です。9月30日に納車されて、約3ヶ月。走行距離は361.8kmでした。他の方々と比べたら明らかに少ない・・・。しかし自分にとっては、人生で想像できなかった広がりを持つ距離です。

思い切ってバイクの免許(小型自動二輪MT)をとることを決意し、教習所に通ってから、約半年が経過しました。40代に突入したことを自分に対する言い訳(?)にして、ずいぶんと思い切った行動をしたと思っています。

色々なきっかけがあり、それは「なぜ40代でバイクに乗ろうと思ったのか」という形で別に書いてもいるのですが、やはりクロスカブというバイクに出会ったことはとても大きいです。

2018年はもう少し距離を伸ばしつつ、クロスカブに乗ることの恐怖感をもう少し薄めたい。クロスカブに乗ってあちこち行きたい。そして釣りやキャンプにも挑戦したい(これはちょっと欲張りすぎか)と考えています。